大器晩成┊︎あとで大きくなるからとりあえず今はぬんびり

2次元と3次元の狭間で生きてるオタクの独り言 Twitter→ https://twitter.com/sm_mif02

オタクと松とSnow Manと。【映画おそ松さん感想】

「映画 おそ松さん」公開記念!

今日までに計3回見てきましたー!やったー!

 

 

 

 

 

 

 

※完全にネタバレを含みます。

 

※すの担、松クラ両方の視点が入り乱れます。どちらか一方のみに該当する場合は読みにくいかと思いますが、生温かい目で見守ってくれさい。

 

※自担、自推しの感想に客観的思考を持ち合わせていません。

 

※あくまで一オタクの戯言です。

 

 

まずは当方のオタクスペック

 

すの担(Jアイドル界隈)

2019年の桜が散る頃にSnow Manの沼に。

以降、目黒蓮と深澤辰哉に人生を狂わされる。

母(図書委員/事務所箱推し)による幼少期からの英才教育の元に誕生したジャニオタ。

 

松クラ(2次元界隈)

2次元オタク歴十数年。

松には1期放送直後から沼入り。

しかし地域の壁でいつも周囲と同じタイミングで見れず、Twitterで呟くこともできず、公式からの供給を需要するだけのゆるゆる茶の間オタクに。

四男拗らせ。色と数字*1が好き。

 

 

 

1.オタクと松とSnow Manの歩み

 

ここからだらだらとオタクの思い出話が続くので感想が見たいんじゃゴラァって方は次の見出しまで飛んでください〜

 

 

オタクが「おそ松さん」という未知の沼にハマったのはアニメ1期の放送が終わって1ヶ月と少しがたった頃。

 

1期放送の最中は、オタク特有の意地*2で頑なに履修しようとしなかったが、周りに増える松クラ……よく見かけるグッズ……楽しそうなオタク達……。重い腰をあげて履修し始めたら意味のわからない、でもめちゃくちゃ深い沼だった。今思い出してもあの出会いは当時の私にとって鮮烈だったなと思う。当時はうたプリのようなイケメンパラダイス的なアニメ、コンテンツが流行っていた。そんな中でここまでギャグに振り切った作品、そして中の人の無駄遣い感(おい)どうやって運営していくんじゃ……と思ったらめちゃくちゃ流行だった。

そして、なによりも松野一松という男。沼以外の何物でもない。怖い。ここに文章量を割いて所謂“沼落ちブログ”になってしまっては(しかももう5年以上前の)本末転倒なので控えるが、当時の私は四男に対して今で言うリアコだったのかもしれない。それくらい拗らせていた。

 

しかし、だんだんと周りから減っていく松クラ、地方の壁……等に悩まされ私はゆるゆるお茶の間松クラへと成長(?)した。

 

そして、生きがいのように2次元のオタクを続けていた私に転機がくる。

 

急に顔がいいお兄さん達に沼ったのだ。

 

いや〜びっくりびっくり。母は茶の間だったけどジャニオタだし毎年カウコンは見てたし、でもだからこそここにきて沼ることなんてないと思ってた。でも見事に沼った。

佐久間さんのおかげで2次元界隈と3次元界隈が少しずつ仲良くなってきてるし最高だな!自担顔がいいな!かっこいいな!と脳内お花畑でオタクを続けていた矢先、急に1つの情報が2つの界隈の間を駆け抜ける……。

 

2021年8月2日。

関ジャム出演が決まって嬉しいTLは某めざましテレビ公式アカウントさんからの情報にザワザワする。

 

「なんかあったっけ……?」

 

「新しいCMとかかな……!」

 

「先週のすのちゅとかじゃない?」

 

まじでなんの予想もつかなかった。アルバム発表は7日後だったし、8.8の話だとしても早すぎる。そんなオタク達の思慮と考察を全部かっさらって斜め上を超えてくる情報が発表されるとも知らず……。

 

2021年8月3日朝。

 

「「「アニメおそ松さんを実写化します!」」」

 

「「「主演はSnow Man9人です!」」」

 

「「「配役はこうです!オリキャラもいます!」」」

 

 

え?

 

 

 

え?

 

 

いやまじで、びっくりとかそんなレベルではなかった。

朝起きて、TLみて、すぐに異変を察知した。調べて驚愕した。だって推しが推しを実写化するんだ。

当方、松クラでもあるはずなのに、ずっとゆるゆるお茶の間オタクを続けていたせいですぐに頭をよぎったのは「Snow Manが叩かれる……」の方だった。本当に怖かった。多分Snow Manも相当怖かっただろうなと思う。YouTubeにアップされた動画をみてもSnow Manの表情が硬い。特に佐久間さん。自身もアニオタであるが故に分かっているだろう実写化の危険性。

ほら……佐久間さん……ちょっと辛そうな顔してるじゃん……頑張って明るくしようとしちゃってるじゃん……。

モンペオタクはめちゃくちゃ怖かった。大好きな彼らが次元の狭間に立たされて真正面から暴風をくらっている感覚だった。

 

2次元界隈のためのTwitterアカウントも所持しているが、見るのが怖かった。2次元のオタク達はどう受け止めているだろう、実写化なんて、ましてや若手ジャニーズなんて……。2次元界隈からのジャニーズに対する風当たりの強さを知っていたからこそ本当に怖かった。

 

でも、実際は違った。

 

ジャニ垢に流れてくる松クラさん達のツイートはSnow Manとすの担に対する心配が大半をしめていた。

そりゃ実写化に好感をもって接している方はとても少なかったが、本当に優しい方々ばかりだった。

 

 

おそ松さんって下半身露出が日常茶飯事なアニメだけど……」

 

こんな松クラさんのツイートに

 

「彼らは舞台上で桶ダンス*3をするようなジャニーズです!」

 

という情報が流れ込んだ。

 

ここから松クラとすの担の異文化交流がスタートした。

 

「桶ダンス」がトレンド入りするまで取り沙汰されたと思えば、「一松」のサジェストに「イケメン」が並んだ日もあった。*4

 

それでも自分に都合の悪いこと*5は脳内から消してしまうオタクは、実写化なんてなかったかのようにアルバム、ツアー、自担主演連ドラ、自担表紙anan Tarzan、紅白…etcに狂い酔いしれた。*6

 

しかし、2月5日のムビチケ発売を皮切りにだんだんとおそ松さん実写化が現実味を帯びてくる。発表されたのはついこの間だったはずなのにもう半年も経ってた。怖い。近づいてくるとどんどん怖くなってくる……。それでもこの半年感でSnow Manを履修してくださる松クラ、おそ松さんを履修するすの担*7、双方の優しさによって両界隈には優しい雰囲気が漂いはじめていた。

主題歌「ブラザービート」が公開され、アニメの六つ子たちがキャラ紹介で登場することが発表された。公開3日前には公式アカウントで色々あったが、それでも色んな方々が楽しみにしてくれている中「映画おそ松さん」は公開初日を迎えた。

 

 

 

2.「映画おそ松さん」を見た感想

 

発表から半年、紆余曲折、色々ありすぎなくらいに色々あった中、公開されたこの映画。

 

正直……

 

めちゃくちゃ面白かった!!!!!!!!

 

いや〜当方は公開初日の初回に見に行ったのだけれど終わってからTwitterみるの怖かった〜

自分は面白いと思ったけど、周りはどうなんだ?松クラさんの反応は?色んな不安があったけど、予想以上に好評では!???「おそ松さん」という大人気コンテンツとコラボすることで知名度とかは上がったし映画は大滑りでも……まぁそれでいい感あったけど全然いらん心配だったな!??

 

●企画脚本制作陣について

 

今回、1番感謝を伝えたいところ。

 

まじで本当にこの脚本をSnow Manおそ松さんにありがとうございました!メッタメタのメタだったのに全然寒くない!メタってやりすぎたり変にやったりすると寒くなるのが普通。例えば予告の「実写」発言。あのままだったら確実に寒くなってた。だけどやりすぎの上を超えた境地、逆に実写でしかできないネタにしたことでとても面白い要素の一部になった。

それに、よくあの内容を2時間に纏めたな!?というくらいスッキリした見やすい映画だった。実写東京リベンジャーズ*8の時も思ったが、英監督はとても見やすい映画を作る方だな〜と。今回のおそ松さんに関しては確かに分かりやすい、とは言いきれないかもしれないが見終わった後に「あ〜なるほどな」となる謎の納得感がある。カオスを極めているはずなのに2時間の中でアニメを1クールみたような満足感とスッキリ感を感じられる。しかし、鑑賞後はめちゃくちゃ眠くなる(笑)試写後のザム*9にて欠伸をしていた目黒くんがいたと思う。当時はそんなにつまらなかったの!?と不安になったが、今なら気持ちが分かる。鑑賞中はそのカオスについていくのに必死で目がバキバキなのに終わった瞬間に今期最大?と思うほどの疲労と睡魔が襲う。それくらい111分に詰め込まれた映画だった。

また、あんなにギャグに振り切った作品であったにも関わらず、撮影側と音楽が“ガチ”なのがよりギャグを加速させる。おそ松(向井)、チョロ松(目黒)、エンド(渡辺)のエンドレスエイト*10ではドラマ月9枠や少女漫画実写化作品でありがちな薄く淡い絵を、カラ松(岩本)、ピリオド(宮舘)のアクションパートではハリウッドのような力強い彩度高めの絵……などそれぞれのパートにあった映像と音楽を当てはめることでより物語への没入感を高め、ギャグの質を向上させていたように感じた。

今思えば、数々の実写作品を手がける英勉監督、NHKでLIFEの脚本を務める土屋氏を初めとし、アクションコーディネーターにSnow Manをよく知る諸鍛治氏等、期待しかない制作陣だった訳だ。この実写化の成功も頷ける。

 

オタクの「こういう推しが見たい」

制作陣の「こういう演出にしたい」

六つ子の「こういうお話がしたい」

綺麗に交差して組み合わさってできたストーリーだったなと思う。

3回みて気づいたが、もしかしたらこの映画ってSnow Manのオタクのためでもなく、おそ松さんのオタクのためでもなく、ただ六つ子が「ジャニーズアイドルの体という権限を使えるのなら何をしたいか」という六つ子のための映画だったのではないだろうか……(震)

 

●各キャラについて

 

おばあちゃんが各キャラについても喋っていいよって言ってたから語るよ、いいよね?()

ふせったーにて1度公開したがそこに3回目の視点とその他もろもろも加えて……。

 

・長男 松野おそ松(向井康二)

めーーーちゃくちゃ松野おそ松だった。見た目がとかそういう話ではなく、私が想像するおそ松推しの方が大事にしてらっしゃるおそ松像というか……。「最高にクズでニートで童貞で人でなしだけど、でも“長男であること”に誰よりも意味と責任を感じている」という点ですごく松野おそ松さんそのものだった。1期24話*11で感じるあの庇護欲、めちゃくちゃ掻き立てられました…(汗)配役を聞いた時「康二くんがおそ松!?」と若干の違和感を感じたけど、全然そんなことなかった。そもそも康二くんには常日頃から庇護欲を上限まで開花させられているのにそこに長男重ねたらそりゃ…もう守りたい。 長男って1番まっさらなキャラクターだからこその演じにくさがあったと思うけどそこを乗り越えてくれた康二くん。動き、セリフの言い方からすごい長男みを感じて… 王冠被って松野家に帰るシーンは動きがほぼアドリブだそうで……あのシーン動きに松野おそ松を感じたシーンの1つだったのでシンプルに康二くんすごいな!?となった。佐久間さんを初めとして康二くん深澤くんはやっぱり松を見てるからこその演技ができるな〜と思った次第です。1番長男みを感じたのは図書館でトト子ちゃんに「ちょっと待ってて」って言うシーン。片目を瞑って少し首を傾げながら発する「ちょっと待ってて」  ガチで「えぇーーー!!!?長男????」って叫ぶかと思った。

ここで、向井康二の体という権限を渡された長男という視点で考える。恋愛に対して現実的な思考を持ち合わせている*12とは言え、やっぱり純愛がやってみたいのではないだろうか。いや、現実的な思考だからこそ分かりやすく思わせぶりな態度を取られれば心が動いてしまいそうではある。そして髭をパァ~~~は絶対やる(断言) 至る所で挟まれる終わらせ師に対してニヤつく六つ子達。この視点を踏まえるとすごく腑に落ちる。

 

 

・次男 松野カラ松(岩本照)

アクションシーンはちゃめちゃにかっこいいな。アニメのカラ松とは若干キャラの違いというかカラ松のキャラの良さを出し切れない内容だった(照くんの演技の問題とかではなく内容的に)と思っていたが3回みて、「いやこいつめちゃくちゃカラ松だな」と思った。ピリオドとのシーンで顕著に現れる、「話を聞かない 空気を読めない読まない」という性格。それは完全に怒らせると1番怖いカラ松兄さんだった。そして、同時に岩本担的にはすごくすごくすごく良いやつだったんじゃないだろうか、うん良い。もはや羨ましいの域ですら……。ピストルも似合うけど刀持たせた関係者の方大正解です。やはりあの2人(ピリカラ)に刀似合う 刀投げ最高。*13 あとやっぱり岩本担って上裸見慣れてるの?NYのベッドのシーンで上裸で現れたとき一瞬ヒュッってなったがTLには全くそんな動きがなく岩本担の強さ(?)を見た気がした。
もともと物理で解決する肉体派カラ松兄さんが大好きなので激アツだった。

カラ松、ああいうアクション映画好きそうだもんな……。岩本照という筋肉マンの体の権限を渡されれば革ジャンの似合う体型にしてみたいと思うだろうし殴ったり蹴ったりどこまで出来るのか気になると思うだろう。そして、イケてるやつらに囲まれて壮大なことをしたいと思うだろう。カラ松絶対楽しんでたな……。
あとこれは補足なのですが、パンフレットで意味のわからないいわさくを見せつけられてるので該当担の方はぜひ……(墓からの遺言)

 

 

・三男 松野チョロ松(目黒蓮)

うぁーーーーーん終始顔がいいよ〜(泣)自担故に全く客観的な感想が言えず申し訳ないのですが、シンプルに顔がいい(大声)最後のアプリコッツのシーンでハルの娘さんを見る目黒くんの顔見ましたか?まじで赤ちゃん?0歳?生まれたばかり??なんか心臓キュッってなった。あとおそ松(向井)と図書館の前で宣言し合うシーン(?)の目、表情最高にいい…。この表情のこともそうなんですが、目黒くん演技上手くなったな〜ってめちゃくちゃ思った(何様)お兄ちゃんガチャとか簡単なお仕事から教場、消え恋、歌舞伎…etc*14 色んな演技のお仕事見てきてずっと最高を更新してる。今回も今までよりめちゃくちゃ高い位置で更新してきた。全部糧になってるんだなと思ったし、パンフレットでメンバーからもメンバー外からも目黒くんは演技が上手いと言われてるのが本当に嬉しくて…… (感想という軸からずれましたねすみません )
そ!し!て!闇の世界のチョロちゃん最高!!!大好き!拍手!歓喜!!祭りだ!!!!!おそ松さんには極狼*15というヤクザ派生があるのですが、それが死ぬほど好きな松クラとして今回のアンダーグラウンド的なチョロちゃんが最高に癖で…。ホストの裏が組員って誰が想像した?まじで最高。へそウォでこの派生やってくれ()
あと、あのビジュアルで「女の悦ばせ方」とかいうパワーワード発するの辞めてもらってもいいですか、沼になる。なのに内心高いお酒の瓶を割らないようにびくびくしてるとかなんですか、沼になる。*16

チョロちゃん、自意識ライジン*17なので迷わず顔のいい目黒蓮の体の権限を取りに行くだろうし、本気で「ちょっと下克上してくるわ」と思っていそうでとても好き。お祭りの場に現れてエンドにニヤァとするシーン、実は1番のクズの片鱗を見せている三男が見え隠れしてクゥ~~~ッとなった。

 

・四男 松野一松(深澤辰哉)

深澤一松の日常を見せてくれbotになるところだった。深澤くんが猫に構うところみたいごろごろするとこみたい何の目的もなく散歩するところがみたい。今回のお話があまりにもぶっ飛びすぎてて四男のふわふわした部分があまり無かったように思ったので四男推しとしてそのシーンだけのスピンオフがほしい。もはやずっと体育座りしてるだけでもいい。作ってくれ金は出す。
それはともかく、深澤担として高笑いする役さいこーーーーーー!(情緒どこに捨てた)ピエロになって闇のオーラ発しながら登場するシーンめちゃくちゃ四男感あってよかったな……四男のテンションの緩急がすごく見えた。なのにダイナマイトの火に怯えてるとかどこまで好きにさせりゃ済むのさ*18あと地下催事場のシーン好きすぎてスローにして何度でもみたい。ピリカラが突入してきてからの四男、多分今回の中で1番ふわふわしてただろ()本当に可愛かった国をあげて守りたい。あとやっぱり深澤くんも円盤買おうと思ってるレベルの松クラ*19なのでキャラ自体もそうだし、特にキャラ同士の関係性の解釈が上手。野球盤で遊ぶ数字、アプリコッツでの「あいつどこいった」(数字)、あと特に長男を置いていくシーンでの数字……その辺がすごく明確に表現されてて数字推し喜んじゃう。

四男は深澤辰哉の体の権限を得たら、まずはネガティブ思考に陥っていそうで可愛い。「こんなクズが体の権限握ってすみません」は絶対に言ってたな。可愛い。あんなに就職したくなかった四男が頑張って面接に行くのもすごく腑に落ちる。アイドルの体だものね、ちゃんとしなきゃって思うよね、そういうところ好きだ。それに地下催事場で「おもしれえ!」となっちゃうのも分かる。四男って意外とファンタジー的な展開好きそうだよね。

 

・五男 松野十四松(佐久間大介)

佐久間さんすげーーーーーの一言につきる。クランクイン前からバット買って練習するその努力の精神がまずすごいし、その甲斐あってちゃんと振れてるし打ててるのがすごいよ。ちゃんと五男だった。実写化というリスキーなお仕事を背負ったからには絶対成功させたいという気概を感じた。冒頭、長男を置いていくシーンで少し戸惑うのって後のお話的に関係のないところだから多分台本には無いことだと思うんだけど、それをちゃんとお芝居にした佐久間さんってすごいキャラの解像度高いんだろうなって思った。十四松って1番ヤバそうな雰囲気でありつつ実は誰よりも常識的な思考を持ってて優しい性格、っていうのを寸分の狂いなくお芝居にしてた。佐久間さんってああ見えて(ああ見えて)すごいストイックだしそういう所が全面にでてるなと思った。

十四松は多分、1番動けそうだから佐久間大介の体の権限取りに行ったんだろうな。パフォーマンスみたら1番飛んだり跳ねたりしてるもんね。なのに、蓋開けたら運動音痴でびっくりしたね。十四松は1人だけどれだけ物語に入り込んでも時空を超えても「十四松」であることは変わらなかった。それも佐久間大介の体の権限を得ても特別なことをしたいと思わなかった十四松らしさなのかなとも思うし、佐久間さんに同じ匂いを感じたからなのかなとも思う。
あと、パンフレットで企画の菅原さんに佐久間さんの印象聞かれて「佐久間さんは本当にウマ娘が好きなんですね」って言われてたの超笑ったwwwwwwwww

 

・末弟 松野トド松(ラウール)

やっぱウチの末っ子可愛い!!!!!!(お前のものではない)ゲスになる前の素のトッティがめちゃくちゃに可愛いしキレてるし、やっぱりトッティはラウちゃんしかいないなと思った。ラウちゃんの口から「飲んだ飲んだ〜」「ギャンブルに明け暮れて」が発されるのえぐくないですか?今回照くんから「〇コ松」とか色々「それ言ってくださるんですか!?まじですか??」みたいなとこあったけどラウちゃんの「飲んだ飲んだ〜」が1番衝撃が大きかった。あんな可愛く飲んだ食った報告するのこの世でトッティとラウちゃんしかいないだろ。ゲスになってからは超ラウちゃんハマってるな似合ってるなとなった。マントとった時点でスーツの着こなし的にラウちゃん!となったんだけどマスクとってバサッバサッのところ(見ればわかる)最高だった。ハニレモみたいなラウちゃん想像してると180度もはや720度くらい違って、え!?ってなる。今後もああいう役が欲しいなと物乞いになってしまう麻薬みたい。

トッティは1番にラウールの体の権限を取りに行った、絶対。美容に意識高いトッティが18歳の素肌見逃す訳がない、あのモデル体型見逃すわけがない。でも可愛い体の権限手に入れても中身がクズでニートで童貞な六つ子の末弟のままになっちゃうのがなされるがままのトッティらしかったな。絶対自分で「いやいやそうじゃなくて!こんなに可愛いんだからいい服きて映える写真とりたい!」ってつっこんでたな(笑)
追記、パンフレットでこれまた企画の菅原さんに「ラウールさんは現場に目黒さんがいると嬉しそうです。」とリークされるラウちゃんww この菅原さんちょいちょい面白いんだよなwwwwwwwww

 

以下、終わらせ師

 

・エンド(渡辺翔太)

紛うことなき今回のMVP。
まwじwでwww今思い出しても笑えてしまうのだがwwwwwwwww最後の10分のエンド見るためだけにお金払える。予告で散々ただビジュアルがいいだけの渡辺翔太を供給し続けたくせに本編であっさり裏切ってくる公式wwそういうとこだよwwwww88歳の特殊メークめちゃくちゃちゃんと凝っててアップになった瞬間吹いた。あと途中ちょいちょいしょおたくん(5)いたよな?エンドじゃなくてしょおたくんいたよな?「はいっ!!!!!!!!」とか「シャァーーーーー(威嚇)」とか幼稚園児かなと混乱した幼稚園児だった。幼稚園児なのにチンピラ衣装で前髪あげてくるから私の中の渡辺担人格(なんだそれ)が「そういうコトッッッッ」って叫んでた。

あと序盤の「ththめていく」(進めていく)の印象がすごいあるww あ、渡辺翔太だ……って思ったww

 

・ピリオド(宮舘涼太)

この役、この世で宮舘涼太さんしかできませんよね?という役だった。配役きいた当初は「舘さんがカラ松じゃないんだ」って感じだったけど、カラ松は照くんじゃないと出来なかったしそれと対峙するピリオドは舘さんしかできなかった。まじで最高w出てくるところ全部笑えるww笑えるのにアクションが出来てしまっているからその後がより笑えるwwもはやピリオド推しになるレベルで好きだったwww

1番好きだったのは、終わらせ師初登場シーンで「ほれ見ろ!」というようにイヤミチビ太トト子の3人に顔を向けるところだった。アドリブだと思うが、舘さんの全てというか……初登場シーンであれを持ってこられて、「あ、なるほどそういう感じなのね」となった(笑)

 

・クローズ(阿部亮平)

阿部亮平、有り得ないほど腰が細い。登場シーンの阿部さんの腰片手で手が回せそうな程細くありませんでしたか?(それはない)まじでビビった。あとエセ関西弁があまりにもエセで面白かったwwもはや怒られないレベルのやつwあと阿部亮平にロボ語で話されるのなんかそのとても何かに刺さった。ドゴーンバゴーン!!ってなるやつ十四松が好きそうだったから十四松とクローズが仲良くなる世界絶対あると思う。

でも最後のシーンでクローズだけ腕戻らなくて不憫となった。そういうところも阿部らしいけど(笑)

 

あと、個人的にめちゃくちゃ好きだったのが桜田ひよりさんのチビ太。今回のお話トト子ちゃんを初めとしてツッコミ3人組がいなきゃ成り立たなかったけど、誰よりもその客観的な立場で六つ子の様子を伝えるという観客的な役割を理解したお芝居で、すごいなと感じた。でも、最後のアプリコッツのシーンめちゃくちゃ笑ってましたよね??笑笑 そこも含めて好き……笑

 

●全体について

最初こそ、少しの違和感があったものの早い段階でお話がどんどん面白くなっていき、最後には6つ子が6つ子にしか見えなくなるという……。だって、あの世紀のめめこじシーンでさえ、私の心の中は

 

「え!?速度?速度なの!?とても良質な速度??」

 

と暴れ回っていたし、私のすの担人格にならんで松クラ人格が果てしなく喜んでいたのでとってもとってもいい“松”でした……。私は1期2話*20が1日に一回見ないと禁断症状がでてしまうくらい好きなんですが、あの混沌に似てた。急に釣り堀から出てきたり昼間から飲酒したかと思えば推しが工場の終身名誉班長になって、抜け出したかと思えば急に猫になったり……。そんなアニメの実写化だなと常々感じた。
古からの二次オタとして新キャラオリキャラにはいいイメージがなく、終わらせ師にもかなりの不安を覚えていましたが、全くもっていらん不安だし、なんなら終わらせ師が出てきてからが面白くなっていくし、終わらせ師がいなかったらこのお話成り立ちません!ってレベルで重要だった…。原作に逆輸入すらありだろ…と思ったレベル。

あと、細かいけど好きだったのがチビ太の屋台で呑んだ後に六つ子(長男居なかったけど)が居間でハァ〜〜〜〜ってなるところ。すごい六つ子の概念みたいな動きだな〜!と思った。はなまるぴっぴはよいこだけ*21の最後みたいな脱力だらーんってすごくおそ松さんという作品と親和性高いなと思った。

 

 

あ……話しすぎた……。

 

まぁ総括すると

すごいいい映画だった!!!!!!!

 

なんやかんや色々あったけど、Snow Manがこの映画で主演をはれてよかったし、おそ松さんの実写化がこの脚本でよかった!

 

多次元でオタクするの楽しい!!!!

 

 

 

 

 

*1:色松:カラ松と一松のコンビ名 数字松:一松と十四松のコンビ名 どちらも非公式

*2:流行りものにはハマりたくないという拗らせた天邪鬼オタク特有のアレ。いつもこれで後悔する。

*3:ジャニーズ伝統の舞台「少年たち」の名物シーン。

*4:今考えても深澤の時代はあの時から巻き起こっていたのではないかと思う。そうです深澤くんはイケメンなんです。

*5:私自身実写化反対派ではなかったがシンプルに怖かった。

*6:一年以上ぶりのいわふかラジオもあったし、よく考えたらこの半年くらいめちゃくちゃ濃い時間だったな

*7:当の私も1期〜3期を見直して盛大に四男を拗らせていた

*8:同監督作品/原作の中学生設定を高校生に改変、原作で起こるはずの出来事をばっさりカットするも原作と近い結末に終着等によって作品未履修の人でも見やすい作品とした。

*9:すの日常The movieの略称。当方が勝手に言い続けている。正確な略称は不明。

*10:パロ原作ではないかと言われている

*11:松クラにとって1期2期24話は鬼門なのではないだろうか。内容としてはどちらも六つ子がバラバラになったらというもの。

*12:トド松とカラ松の恋路に対して「えぇ…」と戸惑っている。3期5話「まぁな」参照。

*13:照くんと舘さんは「滝沢歌舞伎」という舞台の「五右衛門ZERO」という演目で花道から舞台上まで刀を投げて渡す刀投げを担当しています。脚注書いてるけど自分で言っててなんの事だか分かりません。文章では伝わらないので見てください

*14:先頭から「お兄ちゃん、ガチャ」「簡単なお仕事です。に応募してみた」「教場2」「消えた初恋」「滝沢歌舞伎ZERO」

*15:アプリゲーム 元祖おそ松さんのへそくりウォーズ~ニートの攻防~内のイベントで正式タイトルは極狼たちの子守唄 六つ子は松能組の組員という設定で広島弁を話します。四男のビジュが最高。

*16:パンフレット参照

*17:1期19話「チョロ松ライジング」参照

*18:パンフレット参照

*19:各雑誌で「自宅のDVDコレクションにALL NEET THANKS BOXを加えたい」と話しています。

*20:収録エピソードは「就職しよう」/「おそ松の憂鬱」

*21:アニメおそ松さん1期1クール目OP